2014.07.09
『渡辺富士雄 しまぶっく店主』
東京都現代美術館や深川江戸資料館の近く
清澄白河の人気の書店
‘通常の書店に並ぶ新しい本に埋もれ、
居場所のなくなった魅力的な本を提供する場所が欲しい’
有名書店に20年勤務されていた
ご経験を持つ ナベさん。
そんなナベさんが、
古本屋である「しまぶっく」を
始めるキッカケは何だったのでしょうか。
「 新刊書店と呼ばれる普通の本屋は、
新しく出版されたばかりの本を取り扱い、
古くなった本は書棚に並ばなくなってしまう。
新しく出版される本に埋もれ、
並ばなくなってしまった
素晴らしい本を提供する場所が
欲しいと思ったのです 」
本に対する愛情を感じる
ディスプレイ。
ナベさんの奥様(旧姓、島袋さん)の出身地、
沖縄で開業しようと思っていたナベさん。
島袋さんの島の本やさんで
「しまぶっく」
という店名が付きました。
奥様の出身地、沖縄関連の書棚も
愛情たっぷり。
過去、現在、未来が
同時に重層的に
折り重なっている清澄白河。
そこに魅力を感じ、
「しまぶっく」を開店したナベさん。
「しまぶっく」も、
清澄白河と似た魅力を持つお店でした。
この地だからこそ生まれた
「しまぶっく」は
今日も営業中。
Photo : miu、満石豊、華子
writing : 華子
03-6240-3262
東京都江東区三好2-13-2
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線
清澄白河駅B2、A3出口から徒歩2分
営業時間
12:00~19:00
定休日
毎週月曜日
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