Festival

2018.08.21

『富岡八幡宮 御本社二の宮神輿渡御』

平成三十年(2018年)は本祭りの翌年にあたる「御本社祭り」。
富岡八幡宮に納められている二の宮神輿を各町内の氏子が担ぐ「二の宮神輿渡御」が行われた。

Photo by Noriko Isezaki

 

Photo by Yasunobu Fuse

屋根幅 7尺5寸(2.27m)、高さ10尺8寸(3.27m)、重さ約2tの
大きな御神輿が町内を練り歩く。

Photo by T★INO

「普段は本殿でお静まりになっている氏神様が、
 神輿に乗って氏子地域を渡る「神輿渡御」(みこしとぎょ)。

 氏子達の生活を直接ご覧になり、幸を与えて下さる。
 そのために氏子達は町内を清掃し、提灯を掲げてお迎えする」

御神輿が町内を巡るのは、こんな意味が込められている。

Photo by Yasunobu Fuse

担ぎ手は身を清め、揃いの装束を身に纏って、
神様への感謝と尊敬を込めて御神輿を担ぐ。

Photo by Noriko Isezaki

Photo by Noriko Isezaki

 

こうした古くからの地域の絆と一体感があるからこそ、
圧倒的な迫力があり、観客を魅了する。

Photo by Yasunobu Fuse

御神輿がやって来たことを伝えるお囃子(おはやし)。

Photo by Yasunobu Fuse

 

Photo by T★INO

御神輿を先導する手古舞(てこまい)の艶姿。

金棒引きを先頭に、各自「名入り」の弓張提灯(ゆみはりちょうちん)を下げ、
牡丹の扇子を口元に置いて木遣りを唄い進む姿は、
かつての辰巳芸者衆の面影を色濃く残す。

Photo by Yasunobu Fuse

 

Photo by T★INO

町会名の入った高張提灯(たかばりちょうちん)。

Photo by T★INO

この提灯を持つことは、町会を代表する名誉ある役割である。

Photo by T★INO

祭りを盛り上げる太鼓の競演。
演じていらっしゃるのは地元の「辰巳太鼓」の方々。

Photo by T★INO

そして祭りを影で支える女性部や婦人会の皆さん。
御神輿の担ぎ手や観客に麦茶やお菓子を配って下さる。

Photo by Yasunobu Fuse

本当にたくさんの方々のご努力があって、
お祭りは成り立っている。

Photo by T★INO

新しい文化や流行を受け入れ、発展しながらも、
古くからの絆や人情を重んずるとても魅力的な街「深川」。

御神輿を担ぐ心意気が少しでも伝えられたら嬉しいです。

written by T★INO

 

富岡八幡宮 御本社二の宮神輿渡御 撮影ギャラリー

祭りを盛り上げる「辰巳太鼓」さんのレポートはこちら

2018古石場西祭り撮影

2017本祭りのレポート

2014本祭りのレポート

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